夫婦カウンセリング・夫婦円満の心理講座

このような事例がありました。

妻「パート先の店長と上手くいかない。何をどうやってもいい関係を築けない‥。」と夫にグチを言いました。

夫「どうせパートなんだから、そんなに嫌なら辞めちゃえば。もっと生き生きと働ける場所はあるよ。」と、妻の幸せを思い愛情からアドバイスをします。

妻「えっ！何言ってるの？辞めるか辞めないかの話をしたいわけではないの。」「自分は店長との関係を克服したいのよ！」こんなに努力しているのに、グチも聞いてもらえないなんて最低！

夫「じゃあ好きにすれば！」

お互いにイラッとしたまま試合終了！

一事が万事。お互いの「思考」「感情」「行動」のパターンを知らないと、このような些細なすれ違いが積み重なり、何十年もイライラする日常が続いてしまうのです。

先ほどの事例に挙げたご夫婦が、当カウンセリングを受けることで、9割のケンカを減らすことができたのは、いったい、どのようなことに気づかれたからだったのでしょうか？

専門家としてどのようにサポートしていったのか？をお話をさせていただきます。

先ほどのご夫婦は。

"もっと良いところを伸ばしたい「最上志向」夫" VS "ダメなところを改善し克服したい「回復志向」妻"の間でよく起きるケンカの事例です。

「最上志向」とは、物事の「良い面」を見て、それをさらに「伸ばそう」とします。 
どちらかと言うと、できないことは最初からやらない。もともとできる方に目を向けた方がワクワクする人です。

一方「回復志向」は、物事の「足りない面」を見て、それを「補おう」とします。 
どちらかと言うと、自分にできないところがあると燃える。克服したい欲求でウズウズする人です。

どちらも、「物事を今の状態よりも、もっとより良い状態にしていきたい。」という思いは同じなのですが、

それを実現していくまでの、「思考」「感情」「行動」の仕方が異なるのです。

例えば「最上志向」の夫が、妻と会話すると。

「人生、上手くいかないことにエネルギーをそそぐより、自分が生き生きとできる場所に変更して、その中で、自分を高めていったり、仲間といい仕事をしていった方が成長できるんじゃない。」と思っているのです。

一方「回復志向」の妻が、夫と会話すると。

「今できていないことを、そのままにしていたら人は成長できないじゃない。そこから逃げるのはイヤ。克服できるようになるまで努力したい。そうすることで人生は上手くいくんじゃない。」そう思っているのです。 

これは、どちらが正しい、間違っている。良い、悪い。白か黒か。ではなく、ただ物事の見え方、とらえ方が違うだけなのです。

そのことを知らないでいると、本意ではないケンカや、せっかく相手のためを思っていった言葉がアダとなり、無駄にすれ違い続けしまうことも。

今のお話はほんの一例ですが、そのような「思考」「感情」「行動」のくい違いが、夫婦の関係性、子育て、仕事の進め方、健康管理、人生設計など、あらゆる日々の選択の中で無意識に出て来るのです。

「自分があたり前にできることを、相手は必ずしも同じようにはできない。」という事実。

それが具体的に分かるだけでも、ケンカの9割はおさまります。イライラも激減します。 

あなたのご夫婦では、いかがでしょうか？そのようなこと、ございませんか？

実際、私自身も、このような、「新たな視点」を持てたことで、二人の幸福度を持続的に、グンとあげることができるようになりました。

では、いったい。ご夫婦の間で、日常何が起きているのでしょう？

なぜ、イラッとしたり、ムカッとしたりするのでしょう？

なぜ、すれ違い。ぶつかり合うことがあるのでしょう？

そこには、「必ず意味がある」のです。

無意識に行っている場合がほとんどですが、「思考」「感情」「行動」には、必ずそう反応する「理由がある」のです。

当カウンセリングでは、夫婦だからこそ無意識になりがちな、お二人の関係性の中でおきている意味と理由を「見える化」し、「分析」。分かりやすく解説をしていきます。

すでに、この時点で。怒りが笑いに変わることさえあります。

そうすると、「だからそうだったのか！」と、合点がいき納得、腑に落ちるはず。まずは、ここがスタートラインです。一旦、仕切り直しましょう。

その上で、さらに。当たり前すぎて気づいていなかったこと。改めて、お互いの良い部分、魅力、可能性を再発見していきます。

二人がもっと幸せになるためには、「何をすればいいのか？」

さらには、「何をしない方がいいのか？」

夫婦カウンセラーから、具体的なアドバイスをお伝えしていきます。

長年モヤモヤしていた思いがスッキリ！未来に向けて、新しいご夫婦のあり方が見えてくることでしょう。

当サロンでは、お二人のご状況、タイミングに合わせ、カウンセリングや講座、コーチングなどオーダーメイドで進めていきます。

アメリカでは映画やドラマのワンシーンにもあるように、夫婦カウンセリングは当たり前のものとして高く認知させています。

ただ、日本ではまだ敷居が高く、多くの場合、初回からご夫婦がそろっていらっしゃる場合は稀です。

はじめは、妻お一人からスタートし、数回カウンセリングを先行して行います。そして、よりよくカウンセリング等が進められるよう準備を整えていきます。

そして、対話を進めていく上で一番良いタイミングを見極め、ご主人にも同席していただくことが多いものです。

また、妻だけのカウンセリングでも、ご夫婦が円満な方向へ変化し始めるケースもございます。

例えば、私たちは。歯が痛くなったら歯科へ。目が痛くなったら眼科へ相談するはず。医師ではない場合、友達に診てもらおうとはしませんよね。

それと同じように、夫婦間のすれ違いは、「夫婦カウンセラー」へ相談する。という選択が問題解決へ最短で向かう方法なのです。

「夫婦のこと」は、親や友達にも相談しにくいものです。時には、お金、セックスレス、お酒・たばこ・ゲーム・性依存のテーマ、浮気、別居、離婚、ＤＶなどの悩みを含むこともあります。

友達に相談してしまったがために、その後気まずくなってしまった‥。というお悩みもよく伺います。

また、専門家への依頼は、プライバシーが確実に守られます。

心理カウンセラーの倫理規定上、守秘義務は厳守されます。専門家の罰則規定にて皆さまはしっかりと守られています。

会社経営、管理職、マネージャー、医師、弁護士、士業、作家、芸能界など、立場のあるお仕事の方もご安心ください。

相談実績1万8,000件以上のカウンセリングやコーチングの経験を活かし、お二人にピッタと合ったガイド、具体的なアドバイスをいたします。

必要と思われる場合は、お二人で取り組んでいただきたい宿題などもお伝えしていきます。

どのようなことでもご相談ください。心を込めてお二人の幸せを応援させていただきます。

女性専門 心理カウンセラー（公認心理師） さいとう優嬉（ゆう）